(C)TOSS-TWO-WAY/小学校/体育/なわとび/1学年/前跳び/繰り返し跳び
富山県射水市立大門小学校/氏名 川口達実
前とびがうまくない子どもにも、前とびがぎこちない子どもにも前とびを飽きさせないで練習できることができる。
15秒くらいで一つの運動をする。
目標値を示すと、子どもはやる気になる。
○○(足の技の名前)、10回跳んだら座ります。
座った順に、「1番、2番、3番、4番、5番」と言っていくと、子どもは早く回そうとする。
クラスの3分の2の子どもたちができたら、次の指示を出す。
@ 両足をそろえる。
指示 足を揃えてグーにして跳びます。
A 両足を前後左右に開いて跳ぶ。
指示 足を前後に開いてチョキにして跳びます。
B 両足を肩幅に左右に開いて跳ぶ。
指示 足を横に開いて、パーにします。
C 片足で跳ぶ。
指示 片足ケンケンで跳びます。
この@ABを組み合わせると、「グー・チョキ・パー」跳びになる。
また、CBを合わせると、「ケンパー」跳びになる。足技を多く合わせていくと、難易度が高まっていく。
以下のように、足技が少しずつ複雑になっていくと、子どもは難しさを感じて、「よーし!」挑戦する。
30の跳び方を行った。
実際の前跳びの技
@ グー跳び10回(両足をそろえる跳びである。)
A 右(左)片足ケンケン跳び5回(右足だけで連続して跳ぶ。)
C パー跳び10回
D チョキ跳び10回
E 足の交互チョキ跳び10回
F グー・パー跳び5回 「両足そろえ⇔足を左右に開く」を交互に繰り返す。
G グー・チョキ跳び5回
H チョキ・パー跳び5回
I 右(左)足ケン・グー跳び
J 右(左)足ケン・チョキ跳び5回
K 右(左)足ケン・パー跳び5回
L グー・チョキ・パー跳び10回 (以下、跳ぶ回数は10回ずつ)
M グー・グー・チョキ跳び
N 前・グー・グー・パー跳び
O チョキ・チョキ・グー跳び
P チョキ・チョキ・パー跳び
Q パー・パー・グー跳び
R パー・パー・チョキ跳び
S 右(左)足ケン・グー・グー跳び
21 右(左)足ケン・チョキ・チョキ跳び
22 右(左)足ケン・パー・パー跳び
23 右(左)足ケン・ケン・グー跳び
24 右(左)足ケン・ケン・チョキ跳び
25 右(左)足ケン・ケン・パー跳び
26 右(左)足ケン・グー・チョキ跳び
27 右(左)足ケン・グー・パー跳び
28 右(左)足ケン・チョキ・パー跳び
29 前・右足ケン・グー・左足ケン跳び
30 右足ケン・チョキ・左足ケン跳び
前跳びを中心に述べてきたが、前跳びの技を10種目したら、後ろ跳びの技も10種目するとよい。
そうして、バランスよく、技ができるようにするように仕組むことが大切だ。
毎回、「グー跳び」の簡単な技からはじめることも、できない子どもには参加しやすくなる。
どんな技でも1回でも跳ぶ回数が増えたらほめる。わずかでもほめ続けることである。
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